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後方彼氏面の意味とは
イラストACより
後方彼氏面の語源
後方彼氏面の語源は、ライブ会場での応援姿勢によるものです。
ライブ会場に行った時に、「最前列で応援をする人」、「一緒になってダンスを踊り、推しに自分の姿をアピールする人」、「ライブにあまり慣れておらず、微動だにしない人」など、様々な人がいます。
その中でも、ライブ会場の後方の席や、二階の席など、推しと距離が離れたところで応援している人が、「後方彼氏面」のファンです。
なぜ大好きな推しを前方で応援するのではなく、後方という遠く離れた位置から応援するのか。。。その心理は、「前列で応援するってことは最近ファンになったってことだろ？俺はデビュー当時から応援してるから後方でそっと見守るんだよ。大人だろ？」といったものです。
腕組み後方彼氏面とは
やった〜〜〜〜！！！！(まだ増える)
そうか！リコリスとトロメラと雪月花で死を覚悟したけどAW白黒もあるんだ！
腕組み後方彼氏面で見るの好きだけど絶対無理だ、ギャン泣き後方彼氏面になる— リュート (@_mystrawberry) March 28, 2021
やっぱり推しを目のあたりにして、正常な精神状態を維持できる人なんて一握りしかいませんよね。私は所かまわず発狂してしまいます。
後方彼氏面厄介オタクとは
後方彼氏厄介オタクとは、後方で気取った感じを演出しながら、とても厄介なオタクのことを示します。
「後方で彼氏面をしながら、ちょっと厄介なところがあるオタク」って一体どのような人のことを表すのでしょうか？
後方彼氏面厄介おじさん
「後方彼氏面厄介おじさん」とは、後方彼氏面をしている「おじさん」のことです。
ここでいう「おじさん」とは決して年齢的なものを言っているわけではありません。この「おじさん」とは、「推しに対して過保護になる」ということです。
おじさんが可愛い子に過保護になって何でもしたくなるような人は、「後方彼氏面厄介おじさん」です。
後方彼氏面同担拒否厄介オタク
「後方彼氏面同担拒否厄介オタク」とは、「後方彼氏面をしている」＋「同担拒否」＋「厄介なオタク」という言葉を組み合わせたものになります。
この「同担拒否」とは、「推しが他の人と被ることを嫌がる人」のことです。「同担拒否」を宣言している人は、「自分がその推しを独占したい・推しには自分だけを見てほしい」と思っている人ですね。
「後方彼氏面同担拒否厄介オタク」は、後方で彼氏面をしながら気取ってはいるものの、内心はめっちゃ同担拒否という嫉妬の炎で燃えているという、結構厄介なオタクさんなのです。
後方彼氏面の使い方～アイマスを例に～
後方彼氏面が実際どのように使われているかについて、アイマスを例にとって紹介したいと思います！
アイマス
アイマスとは、アイドルマスターの略で、スマホアプリとして楽しめるリズムゲームです。
このゲームに出てくるアイドルのキャラクターのファンは多くいます！
NHKがアイマス特集組んだお陰で(?)他の番組におシャニが認知されちゃったね……(後方彼氏面)
— 白の滝です (@ziwaruzziwaru) December 5, 2020
後方彼氏面感を漂わせながら、ひっそりとつぶやいていますね。
このように、認知度があまりない頃から応援していたファンにとって、アイドルが広く認知されることは嬉しくもあり、悲しくもあります。
後方彼氏面のセリフ・例文
後方彼氏面をする人が、「結構すかした人」というイメージは湧いてきたでしょうか？？(^^♪
そんな後方彼氏面をする人が、実際にどんな名言・セリフを吐き出しているのかについて見ていきましょう！
俺も鼻が高いよ
「俺も鼻が高いよ」とは、後方彼氏面の人の口からもっとも出てくるセリフです。
まだ売れていない時期から長く応援していた推しのアイドルが大ヒットして注目を浴びた時に、後方彼氏面の人たちは口をそろえて「俺も鼻が高いよ」と、このセリフを言います。
もともと「鼻が高い」の意味は、自分に深い関係がある人・モノに対して誇らしい感情を抱くことです。
誇らしい気持ちである。得意である。「りっぱな息子を持って私もー・い」
引用：鼻が高いとは－コトバンク
「鼻が高い」を使う対象には、自分の息子・娘、親友、などが多く、非常に自分と関わりの深い人のことについて話す時に用いますよね。
後方彼氏面のファンの「俺も鼻が高いよ」というセリフからも、推しのことを自分の彼女のように思っている様子がうかがえますよね。
今日の歌は前回より良かった
「今日の歌は前回より良かった」というセリフも、後方彼氏面をしている人の口からよく発せられるセリフです。
「今日の歌は前回より良かった」という言葉には、自分が育ての親として直接アドバイスをしてきたかのようなニュアンスが含まれています。また、「前回も俺は来たからな」といった”いつも見守っていますけど感”もありますね。
#プロセカ
ニーゴアフターライブみてきた！最後のセリフがいいですね
まふゆ、、よかったな（後方彼氏面感） pic.twitter.com/ijfWQ1mBVQ— mωmω (@ganbarudorei) October 29, 2020
良い表情してる
「良い表情してる」は、推しがステージ上でキラキラと輝く笑顔を放っている時に言うセリフです。
みんな凄く良い表情してる😊#乃木坂9thバスラ2期生ライブ
— チャンク (@chankun0302) March 28, 2021
例えば、皆さんのお子さん、または弟・妹が、学校のお遊戯会・発表会でキラキラ輝く笑顔を見せていたら、「良い表情しているな」と感慨深い気持ちになりますよね。
後方彼氏面の人も我が子の成長を微笑ましく思うかのように、「良い表情してるな」とそっとつぶやくのです。
上手くなったな
「上手くなったな」は、デビュー当時のまだ未熟な推しの姿と、ヒットした時の推しの姿を比較して、その成長にふと気づいた時に使う言葉です。
シャッフル企画のダンス選抜的なやつの定点カメラ見たくて長尾謙杜ver.作ってみたけどまじで格好良くてずっと見てられる(泣)長ちゃんダンス上手くなったね…(泣) pic.twitter.com/mY15WmPCRU
— なむ🐘 (@m_namu8) April 1, 2021
「推しのことをデビュー当時から見てきてる感」が半端ないですよね！
頑張ってるな
「頑張ってるな」というセリフは、推しがいつにも増して頑張っている時、あるいは今日も変わらず頑張っている時に、ひっそりとつぶやくセリフです。
普段よく一緒にいる友達や、兄弟・姉妹が、何かいつもに増して頑張っている時に、「頑張ってるな」と言いたくなることはありませんか？
後方彼氏面の人も、「今日も頑張ってるな」、「いつにも増して今日はなんか頑張ってるな」と推しへの愛をそっとつぶやきます。
後方彼氏面の対義語・類義語
後方彼氏面とは、ライブ会場での応援姿勢を表した言葉です。
ここからは、ライブ会場での応援姿勢に関連した言葉を紹介していきます！
最前厨
最前厨とは、ライブ会場の最前列の席を陣取って推しを応援するオタクのことです。
レス厨
レス厨とは、推しからのレスポンスを求めて、ひたすらアピールをするオタクのことです。
ここでいうレスポンスとは、ファンサービスと同等の意味ですね。レス厨は、推しからレスポンスをもらうために、「じゃんけんして！」「手を振って」などと書いたウチワを振り回します。
※ちなみに私はレス厨です。
地蔵
地蔵とは、ライブ会場という最高に盛り上がれる場なのにも関わらず、微動だにしないオタクのことです。
地蔵にはファン歴が浅い人が多く、ライブ会場でどのようなテンションで応援すればよいのか、また、どのような合いの手があるのかなど、慣れない状況への戸惑いから固まってしまいます。
フリツケ厨
フリツケ厨とは、アイドルのダンス・踊りを完璧にコピーして、ライブ会場で一緒になって踊る人のことです。
たまにふと隣を見た時に、ダンスを完璧にコピーしている人はいませんか？？？フリツケ厨です。
ピンチケ
ピンチケとは、若さゆえの暴走で迷惑な行動をしてしまうオタクのことです。
もともとはAKB48の劇場公演において、学生向けの割引チケットが販売されていたことに由来します。この学割チケットがピンク色だったことから、「ピンク」＋「チケット」で「ピンチケ」という言葉が誕生しました。
女ヲタ
女ヲタとは、女性アイドルを応援する女性のファンのことです。
「女性アイドルのファン」というと、なんとなく男性のファンをイメージすることがありました。そこで、女性のファンを表すことを目的として生まれたのが、「女ヲタ」という言葉です。
今では女性アイドルを応援する女性ファンは当たり前になってきましたね！
女ヲタヲタ
女ヲタヲタとは、女ヲタとの出会いを求めている男性のファンのことを示す言葉です。
女ヲタヲタは、ライブ会場で女ヲタの人と出会い、恋愛に発展することを目的としています。
まとめ
皆さん、後方彼氏面についての記事はいかがだったでしょうか？？
この記事を通して、後方彼氏面の意味や使い方が皆さんに伝わっていると嬉しいです。
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この記事を監修したのはtretoy店員のトレちゃんです。
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