なろう系主人公とは?あるあるネタやキャラクターを紹介!

「なろう系主人公」と聞くと、どのようなキャラクターを想像しますか…?「チート級の能力を持って異世界で無双するキャラ」といったイメージを抱く方が多いのではないでしょうか??

そこで今回は「なろう系主人公」の特徴やあるあるネタについて紹介します!

是非最後までご覧ください♡

tretoyのトレちゃん

この記事を監修したのはtretoy店員のトレちゃんです。

tretoyは日本最大級のデザイナーズトイを販売するショップで、トレちゃんは毎日キャラクターたちと触れ合っています♪

なろう系主人公とは?なろう系って何?

なろう系主人公とは

「なろう系主人公」とは、「異世界に転生した後、チート能力を所有している主人公」のことです。なろう系主人公はよく前世や現実社会に不満を持っているものの、異世界に転生してから無条件にチート級の能力を与えられ、無双していくことが多いです。

前世でのなろう系主人公は、引きこもりまたはニート、はたまた究極の陰キャ。ところが異世界に行った途端、神に匹敵するほどの強さを発揮します。また、なろう系主人公になるのは男性キャラが多く、不本意ながらにハーレムになることもしばしばあります。

ちなみにここでの「チート能力」は、作品の世界観によって大きな差があります。例えば、「戦闘能力に長けた能力」であったり「医学の知識に長けた能力」など、非常に幅広いのです。また、男性のなろう系主人公か女性のなろう系主人公かによっても、その能力の種類は異なってきます。

なろう系とは

なろう系主人公という名称は、「小説家になろう」というサイトで連載されている作品の呼び名「なろう系」に由来しています。

実際のところ、「なろう系」という言葉の定義は明確に存在しません。しかし「なろう系」といえば、異世界に転生する主人公が無双する、といった系統の作品のことを示しているという認識がなんとなく定着してきています。

そのため、「小説家になろう」に掲載されている小説の中でも、一般的な「なろう系」のイメージとかけ離れているものは、これに属さないと認識されることもあります。

つまり、「小説家になろう」で連載されている作品の全てが「なろう系」に分類されるというわけではないのです。

なろう系主人公あるある5選!

さてここからは、なろう系主人公の「あるある」を紹介していきます✨

なろう系主人公あるある①髪の毛が黒い

なろう系主人公あるあるの1つ目は、「髪の毛が黒い」です。特に男性が主人公の場合は、さらさらストレートの短髪であることが多い!

男の子のイラスト

転生前のなろう系主人公は、いじめられていたり、引きこもっている場合が多いためか、非常に地味な容姿をしています。その象徴といえるのが黒髪とストレートヘアです。

異世界に行くと、色々な派手な髪色・髪型の人物が登場するので、なろう系主人公はやたらと浮いて見えます。

なろう系主人公あるある②チート級に強い

なろう系主人公あるあるの2つ目は、「チート級に強い」です。主人公が無双する姿は作品の中でよく描かれていますね。もはや定番化しつつあります。

強い人のイラスト

一般的な主人公は、ボロボロになりながらも少しずつパワーアップしていく様子が特徴的です。しかし、なろう系主人公がボロボロになるのは、大抵の場合「やべ!ちょっと油断しすぎた!」的な展開の時くらい。涼し気な表情で敵を倒していることが多いです。

なろう系主人公あるある③力をセーブ

なろう系主人公あるあるの3つ目は、「強すぎるあまり、力をセーブしなければならない」ということです。

セーブポイントのイラスト

フルパワーを稼働させてしまったら世界が滅びると言われるほどの力を持っているため、能力を制御するリングやコスチュームを身に付けることで、意図的に力をセーブします。

また、知識のレベルもチート級であることが多く、その頭の良さを不自然に思われないために、馬鹿な振りをすることもあります。

しかし、それでもチート級の能力を発揮するのがなろう系主人公なのです。

なろう系主人公あるある④順応性が高すぎる

なろう系主人公あるあるの4つ目は、「異世界環境への順応性が高すぎる」ことです。

楽しむ人のイラスト

なろう系主人公はいきなり異世界に飛ばされることが多いのですが、全く環境が異なる異国の地に秒で順応します。

普通の人間ならば抵抗しそうな食べ物にも戸惑うことがありません。さらに、狩猟などその土地ならではの文化もすぐに嗜み始めます。

なろう系主人公あるある⑤理不尽な女神に踊らされる

なろう系主人公あるあるの5つ目は、「理不尽な女神に踊らされ、過酷な試練を与えられる」ことです。

女神のイラスト

なろう系主人公は異世界に着く前に、その世界の女神と会って会話をすることが多いです。この時に女神から、「暇だったからこの世界に呼んだ」、「召喚したけどあんまりタイプではないから適当にしといて」など、非常に理不尽なことを言いつけられます。

なろう系主人公はなぜ嫌われるのか?

ここまでなろう系主人公のあるあるを紹介してきましたが、彼らは嫌われることも多いんです…。

その理由をSNSを基に調査してみました!

なろう系主人公が嫌われる理由①努力をしない

なろう系主人公は優れた能力を与えられており、努力をしなくとも無双することができます。そのため、修行を積んで少しずつ強くなっていくヒーロー像に憧れている人からすると、努力なしに偉大な力を誇っているなろう系主人公が少し嫌いになってしまうそうです。

なろう系主人公が嫌われる理由②現実味がない

また、ただでさえ異世界にいるのにも関わらず、そこで異常なまでに凄まじい活躍を遂げる世界観について行けないという声も。

特に、物語から生きる活力を貰っている人にとってはなかなか受け入れがたいのだとか。「『鬼滅の刃』の炭次郎も頑張ってるから、明日から自分も勉強・仕事がんばろ~」とはなれないのです。

なろう系主人公が嫌われる理由を2つご紹介しましたが、ひとことで言うと「好みの違い」が原因ですね!

なろう系主人公のアニメキャラクターを紹介!

さてここからは、なろう系主人公のアニメキャラクターを紹介していきます⭐

『月が導く異世界道中』深澄 真

最初に紹介するなろう系主人公は、あずみ圭先生による作品『月が導く異世界道中』に登場する「深澄 真 (みすみ まこと)」です。

真は弓道部に所属する平凡な高校2年生でした。しかしある日、両親が異世界のケリュネオンという国の貴族と神官であったこと、そして両親が契約を結んでいたことにより、真は異世界に呼ばれることになります。

ところが、女神は美しいものしか好まないため、平凡な容姿をした真のことを切り捨て、最低限の加護のみを与えることにしました。

最低限の加護とはいえ、人間界と異世界との力の差は激しいもので、圧倒的に人間の方が強いとされています。そこに女神の加護が加わったので、真はチート級の力を手に入れることになるのです。

月が導く異世界道中

Amazonより

あらすじ

平凡な高校生だった深澄 真は、とある事情により“勇者”として異世界へ召喚された。しかしその世界の女神に「顔が不細工」と罵られ、“勇者”の称号を即剥奪、最果ての荒野に飛ばされてしまう。荒野を彷徨う真が出会うのは、竜に蜘蛛、オークやドワーフ…様々な人ならざる種族。元の世界との環境の違いから、魔術や戦闘においては常識外な力を発揮する真は、様々な出会いを経て、この世界でどう生き抜くのか……神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー開幕! ©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中製作委員会

アニメ2期も決定しているので、ぜひこの機会にチェックしてくださいね⭐

『無色転生』ルーデウス・グレイラット

次に紹介するなろう系主人公は、理不尽な孫の手先生の作品『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』に登場する「ルーデウス・グレイラット」です。

ルーデウスの前世は、家から追い出された34歳の引きこもり。しかしある日、交通事故で命を落として、転生したことをきっかけに、この世界では「ルーデウス」として本気で生きることを決心しました。

子どもとはいえ前世の記憶がしっかり残っているため実質中身は実際34歳。かなり大人びており、精神面では父親を凌駕しているとも言えます。

ルーデウスは魔術の才能に恵まれており、前世での後悔もあってか、かなり人に優しくその魔術でよく人助けをしています。旅をする中で直面する様々な苦難に日々葛藤しながらも、常に周囲の人のことを考えているのです。

人助けの一環として組んだチーム「デッドエンド」での活躍にも期待です。

デッドエンドの意味とは?無職転生に登場する意味から共通の意味も!

作品紹介

無職転生

Amazonより

あらすじ

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キシリカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方は―。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!

©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会

こちらの作品もアニメ化されているのでぜひチェックしてくださいね⭐

『聖女の魔力は万能です』セイ・タカナシ

続いて紹介するなろう系主人公は、橘由華先生による作品『聖女の魔力は万能です』に登場する「セイ・タカナシ」です。

セイは仕事に熱心なOLでしたが、ある日家に帰ると、いきなり謎の光に包まれて、スランタニア王国へ飛ばされてしまいます。なんとセイはスランタニア王国で行われた聖女召喚の儀式にて、この国に呼ばれることになったのです。

聖女となったセイの使う魔力は治癒魔法です。戦争や討伐で傷だらけになった兵士たちの身体を癒すことができます。また、なくなった腕を元に戻すことも可能であり、一度に大勢の人の傷を癒すこともできます。

さらに、セイの力は魔物も寄せ付けないほど強力なのだとか…。そのためセイの近くにいると、安全らしいです。

セイの魔力が最大限に発揮されるための条件は、想い人「アルベル・ホーク」のことを考えることです。というのも、聖女の力は、愛の力と呼ばれているから。

セイとホークのエピソードについては、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね👍

【聖女の魔力は万能です】アルベルト・ホークとは?結婚や兄弟を調査

作品紹介

 

聖女の魔力は万能です

Amazonより

あらすじ

ちょっと仕事中毒な20代のOL・小鳥遊 聖(セイ)は、ある日仕事帰りに突然、異世界へと召喚されてしまう。セイが召喚されたのはスランタニア王国だった。

スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われて魔物が大量発生する時代がやって来る。国を救うには「聖女」の魔力が必要であり、そのために召喚されたのがセイと、そしてもう一人の聖女「アイラ」だった。

しかし王国の第一王子はアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女として扱った。無視されたセイは怒り、王宮を出ようとするが行く当てもなく、薬用植物研究所で研究員として働き始めることに。

セイはその後、研究員としての仕事を楽しみ、普通の市民としての生活を送っていたが、彼女が度々見せる不思議な魔力に周囲の人々は疑問を持ち始める。そして遂に、ユーリ・ドレヴェスの魔法鑑定によって、アイラではなくセイこそが本物の聖女であることが分かった。

こうして、国のため、そして愛する人を守るために、魔力に磨きをかけるセイの生活が始まる。

『薬屋のひとりごと』猫猫

猫猫

ねこクラゲ先生の公式Twitterより

次に紹介するなろう系主人公は、日向夏先生による作品『薬屋のひとりごと』に登場する「猫猫(マオマオ)」です。

猫猫は薬の研究に関する興味や意欲が人一倍強いです。どれくらい薬の研究を愛しているかというと、実験と称して自らの左腕を色々な毒や薬にさらしてボロボロにするほど。その甲斐もあって、人並み以上に毒への耐性を持っています。

猫猫はもともと下町で研究に浸った生活をしていましたが、ある日、薬草を採取するために出かけた先で、猫猫は人拐いに誘拐され、後宮の下女として売りとばされてしまいます。

その後は大人しく後宮で働いていた猫猫でしたが、なんと後宮で生まれる世継ぎが相次いで連続死しているという事件を耳にします。誰も見抜けなかったこの事件を解決した猫猫は、これ以降も次々と後宮で起る事件を抜群の推理力で解決していくことになるのです。

【薬屋のひとりごと】猫猫とは?年齢や正体、壬氏とのエモい話を紹介

作品紹介

薬屋のひとりごと

Amazonより

あらすじ

主人公の少女「猫猫(マオマオ)」は花街で薬師をやっていた。ところがある日、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったことをきっかけに、宮中で下働きをすることになる。猫猫の持ち前の好奇心と知識欲で、宮中に起こる様々な謎を解いていくミステリー・ホラー作品

【なろう系主人公】のまとめ

皆さん、「なろう系主人公」についての紹介記事はいかがだったしょうか?

この記事を通して、「なろう系主人公」の魅力が皆さんに伝わっていると嬉しいです!

tretoyのトレちゃん

また、私たちトレトイマガジンでは他にも見ていて癒されるかわいいキャラクターをたくさん紹介しています。

↓こちらの記事などもチェックしてみてください↓

バナナブーって知ってる?カラフルすぎるバナナのフィギュア

最後に、私たちトレトイの情報は

InstagramTwitterまたはオンラインショップ

にて発信中です、是非チェックしてください♡