オタクの語源とは?宅八郎やマクロスが関係している理由を調査!

オタクの語源は、宅八郎さんやマクロスが関係しているのではないかと言われています。そもそものオタクの定義やファンとオタクの違いとはなんなのか気になっちゃいますよね!!

そもそもオタクの定義とは何なのか、またもう一つの同じ日本語でもある「お宅」とは関連があるのか詳しく説明します!!

それではレッツらゴー!!!

オタクの定義とは?広辞苑第6版より

オタクのの定義は、「特定の分野にしか興味がなく、その分野に関しては異常に詳しいものの、社会的な常識に欠けている人」です。これは、第六版・広辞苑にしっかりと明記されている公式の定義になります。

お‐たく【御宅】特定の分野・物事にしか関心がなく、その事には異常なほどくわしいが、社会的な常識には欠ける人(※一部抜粋)

引用:岩波書店第六版・広辞苑ー御宅④より

つまり広辞苑におけるオタクの定義とは、自分が興味のあるものや好きなものに対して没頭しすぎるあまり、周りのことが見えなくなってしまい日常的生活や仕事がおろそかになってしまう人のことなんです。

これを聞いてどう思いましたか??オタクのみなさんは「え、なにそれ。全然違うと思うんだけど!!怒」と感じる方も多いはずです。

実はこの第六版の広辞苑は1955年5月25日に出版されたものです。その時のオタクの人たちは一般人から見ると、否定的や冷ややかな目で見られており反社会的として見られていました。

その反社会的生勢力に見られてしまうきっかけとなったのが、1900年代に起きた幼女誘拐事件で、捕まった犯人が「美少女アニメが好きなオタク」だったこと。これによって一般人にとってオタクの定義はアニメが好きで働かない頭のおかしい人と認識されてしまったんです……。

いくら捕まった人がオタクだったとはいえ、全員が歪んでいるとは限らないですよね!!

オタクの定義とは?広辞苑第7版より

オタク達にとって暗い世の中でしたが時代の流れによってオタク達の存在意義が変わり始めていきました。

岩波書店は約10年ぶりの改訂版となる「第七版広辞苑」を2018年に発売され、言葉の意味の説明を見直したものや、意味が広がって言葉の意義が追加したものもありました。

そして「オタク」の定義も変わったんです!!

改変されてからのオタクへの定義は、アニメ・ゲームといった自分の好きな分野に関して、一般人よりすごく詳しく熱中している人のことです。

お‐たく【御宅】…特定の分野・物事には異常なほど熱中するが、他への関心が薄く世間との付合いに疎い人。また広く、特定の趣味に過度にのめりこんでいる人。「アニメ―」     (※一部抜粋)

引用:岩波書店第六版・広辞苑 御宅④より

以前の定義と比べると、文章に尖りがなくなり、今のオタク達にとってすごく共感を得られるような文章になりましたよね!!!

ですが人によっては様々なオタクの定義があるようです。

上記のツイートの通り、人は誰しも自分の好きなことや趣味を見つけるとそれに没頭しちゃいますよね。世間体のオタク定義なんて気にせず楽しめればそれでいいですよね!!

私も今のオタ活がすごく充実してます🥰お金は飛んでくけれど……💸

オタクの語源は宅八郎が作った?

みなさんにとってのオタクで尊敬できる人はいますか??

ここでは、「オタクの語源を作った人」としてでも知られている宅八郎さんについて紹介しちゃいますよ~😎

宅八郎とは

宅八郎さんとは日本初のオタク評論家なんです!!

名前は芸名で、コメディアンの息子として生まれたことから父親の芸名である「たこ八郎」オタクを組み合わせて「宅八郎」となったんです!!

フリーライターとして活躍しており、その他タレント業としてDJやテレビ出演されていたマルチな才能を持つすごい人なんです!!

また、漫画やアニメで有名な「ジョジョの奇妙な冒険」の原作者・荒木先生と仲が良いんです!!雑誌で対談インタビューをしており、その際に宅八郎さんと荒木先生は、お互いに相手を「あんたは異常だ」と言い合ってるサイコパスな友人関係を築いているようです(笑)

インタビューの際、荒木先生は「知り合いじゃなくて友人というと、こせきこーじと宅八郎の2人だけ」と言っていたそうです!!!宅八郎さん交流関係が広いですね🌟

対談インタビューが読みたい方はネットに掲載されているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね💛

オタクの語源は宅八郎が作ったの?

マルチなクリエイターとして活躍していた宅八郎さんのことを、オタク達は「宅八郎ってオタクの語源を作った人じゃないの?」と思ったんです!!

でも実は、宅八郎さんはオタクの語源を作った人ではありません!!!!!びっくり。

どうして、オタク達が宅八郎さんのことをオタクの語源を作った人という考察をしてしまったかというと、1900年代は「オタク」という言葉が広まったばかりで、身近(テレビに出てくる芸能人やタレント)に「オタク」と呼ばれる人がいなかったからなんです。

そして、宅八郎さんは日本初「オタク」として、テレビや雑誌に出演したことから、ネットの掲示板やSNSで「オタクの語源を作った人」と間違えて認識する人も多くなってしまいました。

ネットの情報は、正しいものもあるし間違いのものもある!!そこが一番ネックな所ですよね……。宅八郎さんは、一体どんな人として見ればよろしいのでしょうか??

宅八郎は日本中にオタク文化を広めた人!

宅八郎さんは「オタクの語源を作った人」ではなく「オタク文化を日本中に広めた人」なんです!!

先ほど、広辞苑でのオタクへの定義が変わったお話を紹介しましたが、実は定義が変わるきっかけとなったのが宅八郎さんだったのです!!

1900年代に起きた幼女誘拐事件の捕まった人がオタクだったということから、宅八郎さんは日本独自のオタク文化に衝撃を受け、自身がライターとして活躍していた週刊SPA!で「『おたく』が世紀末日本を動かす!」にてオタク評論家として登場したんです!!

そして雑誌だけではなく、当時有名だったテレビ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」やビートたけしさんの番組にオタクの代表として出演したことから、一般の人たちに強烈な印象を持たせたのです!!

格好もアニメのフィギュアとマジックハンドに紙袋を持つ姿で登場することが多かったんですよ!!

宅八郎さん自身、「オタク」として見てもらいたかったために、あえてダサい服をチョイスして着替えていたのです!!もうこれはオタクの鏡ですよね!!!

宅八郎さんが登場したことで自分が好きなことに対して活発に行動することができ、「オタクの定義」も彼のおかげでマイナスなイメージが薄れていったのです。

オタク達に夢と希望を与えた宅八郎さんですが、去年2020年5月に亡くなってしまいました……。たくさんの人たちが彼に感謝を気持ちを伝えていました。

この人がいなければ、オタクの概念は変えられなかったかもしれないですよね!!感謝感激😢

オタクの語源にはマクロスが関係していた

ここまで、オタクの定義や宅八郎さんついて紹介してきましたが「じゃあ語源を作ったの誰??」となる人も多いはずです。

実はあの有名なアニメ・マクロスシリーズが関係していたのです!!早速見ていきましょう~

超時空要塞マクロスとは

「マクロスって何??」という方もいると思うので、マクロスについて紹介します!!

【超時空要塞マクロス】

マクロスとは、正式名称「超時空要塞マクロス」で、原作は日本のアニメ制作会社が担当し、1982年に放送されたSFロボットアニメです!!

マクロスは「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」といった1980年代前半のロボットアニメブームを象徴する作品のひとつなんです!!みなさんもガンダムとかだったら聞き馴染み方も多いのはないのでしょうか??

またマクロスは他のロボットアニメよりも、ラブコメやアイドルといった当時の若者文化の流行をちりばめた個性的な作風が特徴的なんです!!

確かに、ロボットアニメって「男の戦い!!!!」ってイメージが強くありますよね!!

このマクロスは「初代マクロス」と言われており、現在までもいくつかシリーズ化されています!「どんな作品があるのか気になる!!」というは公式HPに詳しい情報が発信されているので是非チェックしてみてくださいね💛

ちなみに私のおすすめはマクロスFです!!!!

オタクの語源はマクロスから始まった

「オタクの語源は、マクロスから広まったのではないか」とファンの中で噂されているようなのです!!

オタクという言葉を始めに使い始めたのはアニメ制作会社のスタッフだと言われています。オタクの発祥は軽い呼び方から来ている「お宅」を使い、初対面の人と話すとき便利なものであったことから制作者同士「おたく」と呼び合っていたのです!!

またそれは、アニメ・マクロスのセリフでも使われていました!!

マクロスの主人公・一条輝がよく口癖で他人に対して「おたくはさー」(ここでは君は・あなたはという意味)と発言したことで、それを真似しSFファン同士が互いに『おたく』と呼び始めたそうです。

【一条輝】

昔の聞きなれない「お宅さー……だよね」という言葉をかっこいいと感じてSFファンに限らず、アニメファンにも浸透していったのですよ!!

現代においてもマクロスとオタクの語源は関連があると公言しています!!

ですが、これはあくまで噂で「その時代の前からオタクという言語がある」という人もいるので信じるか信じないかはあなた次第……??

オタクってどこからやってきたのかSFの宇宙のように不思議な言葉ですよね…。

オタクの類語:ファン・ヲタク

ここまでオタクの語源について説明してきましたが、ご理解していただけましたでしょうか??

次は、オタクの類語でもあるファンとヲタクについて説明します!!

オタクの類語①:ファンとは

まず一つ目がファンという言葉ですが、本来の意味は何なのでしょうか??

ファンは、「熱狂者」や「狂信者」を意味する単語「fanatic」に由来しています。

【ファンの意味】

【ファン(fan)】…スポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。ひいき。「サッカーファン」                         【ファン(fun)】…楽しみ。おもしろさ。特にスポーツで、競争や記録よりも楽しむことを目的としたもの。「ファンラン」

引用:ファンとは-コトバンクより

引用した意味の言葉だけ見ると「あれ?オタクの定義とそんな変わらなくない??」と感じる方も多いのでしょうか??

オタクとファンの違い

オタクとファンの違いは、ファンの方がオタクよりおとなしめな人が多く、すごく詳しいけど私生活の中で支障をきたさない(休日での活動やお金)のです!!

逆に、オタクは趣味は趣味と実生活が割り切れない人々なのです!!例えば、仕事や学校においても、自分の好きなアニメや趣味に没頭しまいがちになって「他の人とは何か違う」一般人との線引きに大きく差があるのです。

あなたはオタクとファンどちらだと思いますか??

オタクの類語②:ヲタクとは

「ヲタク」とは、好きなことに対してものすごーーく熱量が高い人のことです。

例えば、家の中がグッズで一杯になっていたり、稼いだお金の全てをグッズや課金に使ってしまう程で、しかも普段は全く普通の会社員として生活をしている人に対して使われること多いでのす!!

またオタクと定義と似ていますがどのような違いがあるのでしょうか??

オタクとヲタクの違い

オタクとヲタクの違いとしては、ヲタクの方が好きなものや趣味に対して熱量が高いということが挙げられます。つまり、オタクよりもさらに沼にハマり、そこに抜け出せなくなるほどに浸かってしまう人のことなのです!!

しかし、ヲタクが広まった理由においては様々な諸説が回ってきているのです。

《ヲタクが使われた理由》

  • オタクが一般に定着したため、本来のの秋葉系を区別して「ヲタ」という呼び名に変換した。
  • ネットの掲示板で書く際にオがヲになったという説。

ヲタクが広まった理由は定まったはいないのですが、順位だとヲタク>オタクとして格付けられています。

あんスタの課金に一日に7万使った私はもしかしてヲタクなのか……??

オタクの種類

オタクについてたくさん説明してきましたが、ここからは女子のオタクに多いアニメ・kpop・ジャニーズのオタクについて紹介していきます!

オタクの種類:①アニメオタクとは

アニメオタクとはアニメが好きでそのアニメのグッズや、イベントに行く人のことです!アニメでも特に深夜アニメが好きな人のことで、最近だと鬼滅の刃や呪術廻戦、進撃の巨人といった作品が深夜アニメの対象となります。

そのアニメが好きで2次創作をしたり、アニメイトやコミックマーケット(コミケ)で限定グッズを買うために朝早くから並んで待っている人もいます。

オタクの種類:②ジャニーズオタク

ジャニーズオタクとは、ジャニーズ事務所に所属する男性アイドルタレントの熱狂的に好きな人のことです。ライブで推しの写真うちわを持っていったり、ジャニーズショップ大量の担当推しのブロマイドを購入しています!!

最近では量産型ジャニヲタというものが流行っており知りたい方は、イッピ袋について解説した記事に、量産型ジャニヲタについての詳細を掲載しているので気になる方は是非チェックしてくださいね💛

オタクの種類③:K-POPオタク

k‐popオタクとは韓国で活躍する男性アイドルが大好きな人のことです。そこから韓国コスメや美容にハマってしまう人も多いんです!!新大久保とかにk‐popグッズを買いに行くのも多いんですよ✨

新大久保だと、美味しい韓国グルメもありますし楽しめそうですよね!!!

みなさんは何のオタクに当てはまりますか??

まとめ

皆さん、オタクの語源の解説記事はいかがだったしょうか?

この記事を通して、オタクの語源の定義や魅力が皆さんに伝わっていると嬉しいです!

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