「プルスウルトラ」とは、「もっと先へ、更なる前進」という意味で、スペインのモットーになっている言葉です。漫画・アニメ「僕のヒーローアカデミア」で「さらに向こうへ プルスウルトラ」と言うフレーズがよく出てくるため、聞き覚えのかる方も多いのではないでしょうか??
今回は「プルスウルトラ」について詳しくまとめました!
是非最後までご覧ください♡
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プルスウルトラとは:意味・語源
なにかとアニメやゲームに登場する「プルスウルトラ」ですが、その意味や起源をご存じでしょか??
それでは早速プルスウルトラについて詳しく見ていきましょう⭐
プルスウルトラの意味
「プルスウルトラ」には、「①もっと先へ」「②もっと向こうへ」「③更なる前進」という3つの意味があります。
プルス・ウルトラ(ラテン語: Plus Ultra、もっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進)
引用:Plus ultraの意味・使い方・読み方-Weblio英和辞書より
この①~③は若干ニュアンスは異なるものの、どれも「前を向いていこう!」「先へ進もう!」といった精神的な向上や前向きさ、という意味が込められています。
プルスウルトラの起源
プルスウルトラは「Plus Ultra」と表記します。
「Plus」を「プラス」ではなく「プルス」と読むのは、プルスウルトラという言葉がラテン語であり、スペインの言語だからなのです。
プルスウルトラの意味から感じられる「前向きなポジティブ精神」は、スペインのモットーと強く関係しています。この「プルスウルトラ」という言葉や精神を体現したのは、カルロス1世(1510~1560年)という人物。
このカルロス1世は、スペインと神聖ローマ帝国(ドイツらへん)の2つの国を同時に統治していたとっても偉大な人なんです。
そんなカルロス1世の個人的なモットーとしてプルスウルトラは採用され、また別の場面では当時の探検家たちの心を支える言葉ともなりました。
今では国全体のモットーとなり、日本にも伝わってきている「プルスウルトラ」。実はこんなにも歴史の深い言葉だったんです!
プルスウルトラの意味:僕のヒーローアカデミア
プルスウルトラという言葉が出てくるアニメと言えば、「僕のヒーローアカデミア」!ヒロアカの愛称で親しまれている本作品は、堀越耕平先生によって2014年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている大人気作品です⭐
《⭐「僕のヒーローアカデミア」のあらすじ⭐》「個性」という名の能力で、人々の平和な生活を守るヒーローが存在する時代。そんな中、人一倍ヒーローに憧れながらも「無個性」である主人公の「緑谷 出久(ミドリヤ イズク)」が最高のヒーローを目指して成長していく物語。
【作者:堀越耕平先生のTwitter】
アニメこのあとすぐです pic.twitter.com/gBiNaY4xLp
— 堀越耕平 (@horikoshiko) May 29, 2021
ここからは僕のヒーローアカデミアにおけるプルスウルトラの意味や使い方にクローズアップしていきます!!
ヒロアカでのプルスウルトラの意味
僕のヒーローアカデミアでは、プルスウルトラを「さらに向こうへ」と訳します。
「ヒロアカのキーワード
「更に向こうへ」を意味する、“Plus Ultra”
読み方は、
プルス ウルトラ!
覚えておくように!HAHAHA!」#heroaca_a #ヒロアカ pic.twitter.com/FBWR3QWOMD
— 僕のヒーローアカデミア “ヒロアカ”アニメ公式 (@heroaca_anime) April 8, 2018
ヒロアカでは、登場人物たちが通う「英雄高校」の標語として使われたり、作品自体のキャッチコピーとして使われます。
「さらに向こうへ プルスウルトラ!」
ヒロアカでは、ほとんど全ての場面で「さらに向こうへ プルスウルトラ」という使われ方をします。
「さらに向こうへ」と「Plus Ultra」の意味は若干重複していますが、意味合いよりも「さらに向こうへ プルスウルトラ」というワンフレーズといえばヒロアカ!、となるくらい代名詞的な役割の方が大きいですね。
それでは、実際にこの「さらに向こうへ プルスウルトラ」が使われるシーンを紹介していきます!
次回予告で「さらに向こうへ プルスウルトラ」
毎回のアニメの予告でも「さらに向こうへ プルスウルトラ」が使われています。「超えていこう!」といった意味はあるものの、予告のおきまりといったようなキャッチコピーの役割が大きいです。
映画の予告で「さらに向こうへ プルスウルトラ」
こちらは2019年12月に公開された「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ・ライジング」の予告動画です。「気合を入れて不可能を可能に変えるんだぁぁぁぁ」といった意味合いで「さらに向こうへ プルスウルトラ」が使われています。
他にもヒロアカでは、自分の「個性」をより発揮できるように新たな試練に立ち向かう時、大きな悪に立ち向かう場面などに、登場人物らが「プルスウルトラ」というフレーズで気合を入れるのです。
プルスウルトラを感じるセリフ
限界突破を繰り返す僕のヒーローアカデミアの登場人物たち。いつでも全力な彼らからは「プルスウルトラ」な気持ちになれるセリフがたくさん放たれるんです!
緑谷出久/デク
「笑って応えられるような…カッコイイヒーローに…なりたいんだ」:これは主人公デクが体育祭でクラスメイトとの闘いをきっかけに、自分のなりたいヒーロー像を再確認した場面で放った言葉です。
こちらの名言は、原作5巻の39話に収録されています!
八木俊典/オールマイト
「常にトップを狙う者とそうではない者・・・そのわずかな差は社会に出てから大きく響くぞ」:このセリフは、最強のヒーロー&教師である「オールマイト」が、生徒たちの成長の差を感じた時に発した言葉です。
最初から2位を狙う者や必要最低限の結果しか求めない者は2位にさえつけない。トップに立つ人間は、最初から絶対1位になると強く心に決めている、という意味の名言です。
こちらは、原作4巻の30話に収録されています!
爆豪勝己/大爆殺神 ダイナマイト
「俺はあんたをも超えるヒーローになる!」:このセリフは、勝ちにこだわる爆豪が一番負けたくなかった相手デク(主人公)に敗北した時に放ったセリフです。セリフ中の「あんた」とは、負けて落ち込む爆豪を励ましに来た最強のヒーロー「オールマイト」を示しています。
こちらは、原作2巻の11話に収録されています!
轟焦凍/ショート
「なりてぇもんちゃんと見ろ!」:これは、敵に対する怒りで本来の夢や自信を失ってしまったクラスメイトに轟くんが放った言葉です。怒りなどの黒い感情に流されることなく、「ヒーローになりたいという純粋な気持ちを強く持て!」という意味です。
こちらは、原作6巻の53話に収録されています!
麗日お茶子/ウラビティ
「私は絶対ヒーローになってお金稼いで父ちゃん母ちゃんに楽させるんだ」:このセリフは、みんながヒーローを目指した背景と比較して引けを感じながらも、自分がヒーローになりたい理由を強く語った時にお茶子ちゃんが放った言葉です。
お茶子ちゃんは、両親に楽をさせるためにヒーローを目指しているんです。お茶子ちゃん、本当に良い子なんです😢
こちらは、原作3巻の22話に収録されています!
僕のヒーローアカデミアには、他にもたくさんのプルスウルトラな気分になれる名言が散りばめられています⭐ぜひこの機会に漫画やアニメを見てみてくださいね👍
プルスウルトラの意味:オクタン
プルスウルトラは、無料プレイのゲーム「ApexLegends」でも使われていることをご存じですか??
《ApexLegendsとは》PlayStation®4・5、Nintendo Switch、PC、などで配信が行われているシューティングゲームです。
本ゲームにおいてプルスウルトラを背負う者の名は「オクタビオ・シルバ」(愛称:オクタン)。
彼のキャッチコピーは、「危険を恐れぬ高速兵」。しかも脚の負傷を乗り越えた上で、超高速のスピードで駆け抜けることができるのです。さらに、死をも超越した圧巻の戦技を披露できる、と公式サイトも認めるほど。かなりやばそうな人物です。
狂気じみた彼の左腕には、「更なる前進」という意味の「Plus Ultra」の文字がしっかりと刻まれています。
拡大してみると・・・、
オクタンの死を乗り越えた強い精神力が反映されていると考えられますね!
まとめ
皆さん、「プルスウルトラ」の解説記事はいかがだったしょうか?
この記事を通して、「プルスウルトラ」の意味や使い方が皆さんに伝わっていると嬉しいです!
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この記事を監修したのはtretoy店員のトレちゃんです。
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